あとがき。






終わりました。

久しぶりにあとがきを書きます。

意味の分からない言葉を発すると思いますがお気になさらず……。

ここからはネタばれになるので、

万が一本編を読まれていない方はお戻り下さい。



「白」

どうでしたか?

私としては「寒くない」物語を綴ったつもりです。

当初の予定通りキャラクター達は動いてくれました。

さあ、そのキャラクター達の解説を。



まず蝉。

蝉はカウントダウンです。

男と一緒に現れ、男と一緒に去っていきました。

男を急かしていたのはどんな理由があったのでしょうね。



俺。

モデルは私です。

いい加減な人間をイメージしました。

彼についてですが、まあ……。

彼は「見える」のです。

それだけ言えばお分かりでしょう。



最後に男。

白い服装はある装束をイメージしています。

日本人なら一生に一度、必ず着る予定の装束です。

「さいご」に着るのです。



こんな感じの人間たちが偶然出会ったお話。

過去にも、未来にも語られない物語。

偶然には、偶然が重なるものです。

生きているからこそ、噛み締められる感情が誰にでもあるものですよね。

そんな事を思いながら書いていました。

遅くなって申し訳ありません。

ここまで読んでくださってありがとうございました。

これからもこのサイトと、この私、澄月ムサシをよろしくお願いいたします。





胸一杯の感謝を込めて。

またどこかのあとがきでお会いできる事を祈りつつ……






                          2007 如月  澄月ムサシ   拝



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